株主の皆様には平素より格別のご高配を賜り、有難く厚く御礼申し上げます。
 さて、当社第18期の第2四半期連結累計期間の決算(2019年4月1日から2019年9月30日まで)が終了しましたので、当社グループの業績及び事業活動の概況をご報告させていただきます。

 

1. 当社グループの手持工事高は50,170百万円と過去最高となりました。

 上半期受注高が15,887百万円と前年同期(13,709百万円)から15.9%増加し、当上半期の手持工事高が50,170百万円と前年同期(43,635百万円)を15.0%上回り過去最高を更新しました。上半期の売上高は、前年から繰り越した大型工事の進捗が伸び、13,780百万円と前年同期(10,480百万円)から31.5%と大幅に増加しております。経常利益は399百万円と前年同期(68百万円)の5.86倍、純利益も212百万円と前年同期(7百万円)の30.28倍と大幅に増加し、昨年の一時的な減少から、持続可能な成長の過程へ復活した結果となりました。


2. インフラストラクチャーの強靭化と長寿命化への取り組み
 当社グループは鉄道砂利工業㈱として、戦争で荒廃した鉄道事業の復興を目的として昭和23年に創業いたしました。その後も道路や上下水道の整備、高度成長期の高速道路の建設事業に長年真摯に取り組んでまいりました。その社会資本ストックも、更新時期を迎えつつあり、当社グループも東海道新幹線の枕木交換事業、東北地方の復旧・復興事業、高速道路の大規模更新事業など生活を支えるインフラストラクチャーの更新や長寿命化に取り組んでおります。当期間中は中国自動車道、烏帽子第一橋床版取替工事や宮城県の震災復興事業として相川1号橋などを施工しております。
 また、当社は13大学、6機関と既存構造物の強化や補修に関する共同研究を長年にわたり続けてまいりました。この研究はコンクリートの劣化防止や既存構造物の基礎強化、上下水道の更新や劣化防止などライフラインの強靭化に貢献するとともに、グループ内の工学博士や専門技術者の育成にも寄与しております。


3. 生産性向上と働き方改革への取り組み
 当社グループは、持続的な成長及び働き方改革に取り組むため、生産性向上が不可欠と判断し、「省人化・省力化」及び「工期短縮」「品質向上」を目的として、生産設備の拡充に努めてまいりました。当期間中はキョクトウ高宮(株)でPC床版製造ラインの増設など、生産性向上のための設備投資を実施しております。
 また、社員のワークライフバランスの実現に向け、長時間労働を抑制し、ゆとりある休暇の取得に取り組んでおります。
 今後とも、補修・補強や生産性に関する技術開発を積極的に推進し、技術で社会に貢献する企業として、より多くの株主の皆様のご期待にお応えできるよう邁進してまいりますので、引き続きのご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 

2019年11月

代表取締役社長