一の宮橋は、鳥取県東伯郡湯梨浜町内に県道東郷羽合線の一部として昭和43年に架橋された橋長40.8mの鋼鈑桁橋です。 本橋は、東郷湖羽合臨海公園に隣接した風光明媚なロケーションに築造されており、 本橋をコースの一部としたトライアスロン大会も開催されています。 本工事では、床版に生じた塩害によるひび割れを補修し今後の劣化を防止するために、リハビリカプセル工法が採用されています。 リハビリカプセル工法は、当社と協力会社が共同開発した工法で、亜硝酸リチウムと呼ばれる防錆作用とアルカリ骨材反応抑制作用を合わせ持つ薬剤を、 コンクリート中に注入・拡散させることができます。 これにより、鉄筋腐食およびこれに伴うひび割れを合理的かつ経済的に抑制することが可能となり、採用が急増しています。