「アストラムライン」の愛称で呼ばれる広島新交通1号線は、広島市中区から同市安佐南区に至る延長18.4kmの新交通システム路線です。 この路線は、阪神・淡路大震災以前に施工されているため現在の耐震基準を満たしておらず、 高架区間の耐震性の向上を目的として、変位制限構造を含む落橋防止装置の変更設置などの耐震補強が実施されています。 「国道54号新交通落橋防止装置設置工事」では、駅舎を含む白島地区及び牛田地区、中筋地区の3工区7橋脚において、 供用中の道路上空で変位制限構造と落橋防止装置を設置しました。