橋齢30年以上の橋梁は、コンクリート床版の損傷が進行している例が多く、神奈川県相模原市に位置する橋本陸橋もその一つです。 橋本陸橋は、昭和47年に建設されたJR横浜線を跨ぐ陸橋で、JR橋本駅に近いこともあり車両、歩行者、自転車の交通量が非常に多く、 周辺は民家に囲まれています。 発注者から難工事指定された本工事において、当社は損傷した床版をアンダーデッキパネル工法で補修しました。 この工法は、荷重の増加や床版厚不足により損傷したコンクリート床版下面を、鋼製パネルで補強する工法です。 アンダーデッキパネル工法の採用・施工により、橋本陸橋は機能を回復し、関東圏有数の重交通を支えています。