上武大橋は、埼玉県発注の群馬県伊勢崎市と埼玉県深谷市を結ぶ利根川に架かる橋梁です。現橋は、昭和9年に架設された橋梁で老朽化が著しく、幅員が狭いため大型車のすれ違いが困難な状況であり経済面を考慮し橋梁の架け替えが行われました。新しい橋梁は、橋長888m 総幅員12m、13径間連続細幅合成箱桁橋で当社はこの内床版工事を施工いたしました。床版工事は、3工区に分割発注され当社は中央の工区を担当し、施工範囲の大部分が流水域上であり架設はPC版架設機による工法を採用しました。また、増水期間の施工でもっとも条件の悪い中、地元・発注者・同業他社・協力業者と良好な関係を築くことで平成29年10月に無事故無災害で工事を完了し発注者から高い評価をいただきました。