東京都発注の大井ジャンクション(JCT)B連絡路橋は、橋長60mの3径間連結プレテンションT桁橋で、 平成18年から施工されている「中央環状品川線」の最南端に位置しています。 来年度開通予定の「中央環状品川線」の開通により「高速中央環状線」は全線開通することとなります。
現場周辺は、重交通の高速湾岸線とそのJCT出口及び国道357号に挟まれており、都心部の厳しい条件での施工となりました。 特に課題となった主桁架設は、夜間、JCT出口を通行止にしてクレーン据付場所を確保するとともに、 高速・国道の車線規制を行って一般交通の安全を確保しました。 1日のタイムスケジュールを詳細に計画して各道路管理者と協議を進め、発注者・請負者・協力業者一丸となって架設を行いました。 今年1月の首都圏における積雪の影響で主桁架設の日程を変更するハプニングもありましたが、 迅速に対応して工事を進め、無事故・無災害にて竣工しました。