京都第二外環状道路は、京都縦貫自動車道を構成する自動車道の中で、 名神高速道路とつながる最も京都市寄りの部分を通過する上下線合わせて4車線の自動車専用道路です。 本橋は、長岡京IC〜大原野IC間に位置し、4径間連続PRCラーメン箱桁橋×2連の上下部工を施工するもので、 上部工については実質14.5ヵ月にて完成させなければならず、工期短縮が課題となっていました。 京都西山の景観に配慮した構造が採用され施工難度が高いうえ、民家に近接しており工事用道路の使用には時間制限があるなど、 工期短縮には多くの障壁がありました。 その中で資機材および人員の集中や、現地製作部材の自社工場製作への切替えや、現場作業の工夫など数多くの課題を克服し、 大幅な工期短縮を実現しました。