本工事は、福岡県と佐賀県の県境に位置する五ヶ山ダム建設に伴う国道385号付替道路の橋梁工事です。 九州とはいえ冬季には-6℃まで気温が下がり積雪もある地域です。 本橋は、3径間ポステンT桁橋で、1本約150トンの主桁12本を当社の大分工場にて製作し、運搬・接合・架設を行いました。 下り6%の架設勾配、大型桁、狭いヤード、積雪等の条件で難易度の高い桁架設となりましたが、 当社が蓄積してきた架設技術を駆使して、計画通りに架設を完了しました。 また、来年の供用開始に向けて複数の業者が競合しての施工となりましたが、業者間の調整・連絡を密に行い、 平成24年9月に無事故・無災害で完成しました。