当社グループは、創業以来プレストレスト・コンクリート(PC)技術を用いた橋りょう新設工事を柱として事業展開を行っており、そのうち中核企業の極東興和(株)では、国土交通省中国地方整備局が、建設会社の経営状況や技術力を評価する企業総合点で、プレストレスト分野においては、2013年、2014年に2年連続で1位を獲得しております。また労働500万時間で災害ゼロを達成し現在も継続中であり、安全で品質の高い工事が評価されています。

当社グループは人材育成にも力を入れており、技術士等資格取得の推進や、国内外の大学との共同研究を積極的に行うことで、高度な技術開発や新分野に挑戦出来るよう推進しているとともに、次に記載のとおり、女性技術者の建設業入職への取組み・JICA(国際協力機構)海外視察エンジニア研修の受入れ、ワークライフバランスへの取組みも行っています。

これは昨年度の現場写真ですが、真ん中で一歩前進しているのが、平成26年度極東興和(株)入社の営業本部技術企画部技術企画課、坂田安莉波(ありは)(山口大学工学部社会建設工学科卒)当現場の工事担当技術者です。
彼女は今年1月22日の西日本建設新聞の「女性の建設業入職を」や九州地方整備局のHOT NEWSにも取り上げられました。
女性も現場での活躍が期待されています。

昨年10月に極東興和(株)の藤井高架橋作業所でJICA(国際協力機構)海外視察エンジニア研修を受け入れました。
バングラデシュ・インドなど17ヶ国18名の橋梁エンジニアが参加しております。
写真の中心におり、あまり目立ちませんが指導をした同社営業本部副本部長の山根です。
彼は呉工業高等専門学校卒業後、会社の制度を利用して渡米し、ネブラスカ大学で学士及び修士を取得しています。

昨年度、子会社の極東興和(株)は広島県の建設業で初めて子育てサポート企業として認定されました。
同社は、育児休暇を取った社員に最大5日まで給与を支払う制度を導入しております。
このポスターに写っているのは営業本部の中森さんご一家です。御次男出産時に育児休暇を取得されました。